独身寮からの脱出

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

本日は「独身寮からの脱出」についてのお話。

 

こたパパが新入社員研修2年目の頃である。当時は新入社員研修期間が3年間と非常に長く、各部署(地域)を転々とさせられていたのだが、丁度2年目にこたママの実家がある広島での研修が始まったのだ。そして当時新入社員は、全員独身寮が割り当てられていたのだ😃。

 

その独身寮がかなり市街地から遠い場所にあったため、研修先の職場までの通勤時間は片道1時間以上もかかるのだ。さらにこたママは市街地中心部に実家があった。この状況を踏まえてこたパパは、こたママとの時間を増やすために一計を案じたのだ😜。

 

まず社内規定を読み込み、新入社員にも一般社員並みの住宅補助が支給されることを確認したのだ。そこで考えたのが「独身寮からの脱出」である。ただ、事前に会社相談するとダメだしされることは容易に想像がついたので、独身寮入寮後わずか2週間後に、民間アパートを契約して勝手に引っ越ししてしまったのだ😲。

 

当然超保守的大企業の人事部は、烈火のごとく怒りこたパパを呼び出したのだが、こたパパは人事部にこういったのだ。「引っ越しのメリットは通勤時間の半減で勉強する時間が増えること。そもそも新入社員が独身寮に集団でいることに何のメリットがあるのか?」😛

 

時は集団主義全盛の頃である。人事部は仲間意識の醸成」などともっともらしいことを言っていたが、そんなものは「職場」ですればよく、休日まで一緒の行動などするはずもない。「新入社員が住宅補助はもらえないとどこに書いてあるのか」などと駄々をこね、最終的に人事部は渋々こたパパの独身寮退去を認めたのだ😆。

 

このことは会社内で、こたパパが新入社員にしてかなり有名人になるきっかけになったのだが、当時人事部内では行動理由をちゃんと説明したことに対し、「わがまま」といった否定的意見と共に、「行動力」「交渉力」があるなどの肯定的意見と賛否両論だったらしい。超わがままなこたパパが、超保守的大企業で「管理職」になったのも、実はこの1件のおかげかもしれないな🤔。

 

もちろんこたパパ的には、会社勉強などが主目的ではなく、こたママが自転車ですぐ遊びに来れるようになのだが、実際「時間活用」という意味では本当にメリットが大きかったのだ😁。

 

当時こたパパは、そのころ活躍されていた竹村健一氏の考え方にかなり共鳴していて、自分のやりたいことを実現するためにどうすればよいか、常識や慣習にとらわれずに考えていた影響も大きかったのだろうな😃。

 

いずれにしてもこたパパにとっては、結果的に約1年間、こたママと楽しく過ごせたことで全く問題なかったのだ。こたママは全否定するのだが、こたママ逆プロポーズもこの頃だ(こたママからの手紙参照)😍。

 

若気の至りといえばそうなのかもしれない。ただ、今の若い人は一見自由そうに見えて、実は昔よりもさらに失敗を恐れて同調圧力(目立たないように)が強い」ようなのだ。本当に自分がやりたいことならどうやって実現するか考え、またそれを実行し、多少周りと軋轢を生んだとしても、大局から見れば人生に大きな影響はあまりないと思うのだ😄。

 

よく言われる「やった後悔よりもやらなかった後悔の方がはるかに大きい」という格言は本当だなと思っている、今だ「自由人」のこたパパである😜。

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