こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、お菓子の南香 さん。
前回ご紹介した、お菓子の昭栄堂さんのお隣に、正にお城のような外観の大きな店舗を構えるのが、お菓子の南光である。偶然にも創業年まで同じなのだ😲。
お隣同士が100年老舗飲食店というのは、佐賀県小城市の八頭司伝吉本舗さんと橘屋八頭司羊羹本舗さん、茨城県水戸市の木村屋本店さんと八尾徳本店さんなどがあるが、同業種かつご親族以外で、創業年まで同じとなると、京都府宮津市の勘七茶屋さん、吉野茶屋さん、ちとせ茶屋さん、彦兵衛茶屋さんのケース以来だな😄。


入口左手にはかなり奥行きのあるスペースが展開されているのだ😝。


店内左手最奥部には、現在はあまり活用はされていないようだが大きなイートインスペースが設置されているのだ😄。

店内奥は、和菓子中心のスペースとなっているのだ。ショーケース内には、カステラや各種お饅頭の詰め合わせがずらりと陳列されているのだ😁。




和菓子スペースの横が洋菓子スペース。細長いショーケース内は、カラフルで美しい洋生菓子を中心としたラインナップである😝。




お店の方にお薦めをお伺いしたところ、かなり悩まれておられたが、1個だけとなると、第25回全国大菓子博覧会で名誉総裁賞を受賞した「島津荘園」というお菓子とのこと😄。

「島津」というとどうしても鹿児島をイメージされる方が多いのだが、実は「島津家」発祥は、鎌倉時代に島津荘の下司職(荘園の管理人)に任命された惟宗忠久が、島津忠久と名乗るようになったからであり、当時居を構えたのが現在の都城市なのである。幸いこの商品は単品販売があったので、こたパパは今回「島津松園(183円)」を一つ購入させて頂いたのだ😝。

外見はロールケーキのようだが、中心部には地元産栗とお茶で作られた栗きんとん。自家製餡の小豆で高麗菓子を作り、栗きんとんを包んだものをさらに山芋と米粉でつくったかるかんで巻いたものである。食してみると、かるかんのもっちりとした食感に、栗きんとんと小豆高麗菓子のやさしい甘みが広がる、上品で美味しいお菓子である🤤。

このお店は和洋菓子のラインナップが非常に豊富で、かつ地産地消へのこだわりが強いお店なのだ。若き4代目もおられ、後継者問題もないようである。同じ100年老舗店かつ同業者である、お隣のお菓子の昭栄堂さんと切磋琢磨しながら、共に都城のスイーツを発展させてほしいと感じた、こたパパである😉。

創業:1901年(明治34年)
住所:宮崎県都城市甲斐元町1-26
電話:0986-22-4670
営業:8:30~19:00
定休:無休
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