砂場総本家


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、砂場総本家 さん。

 

都電荒川線の三ノ輪橋駅から、わずか50mほど先にジョイフル三ノ輪商店街があるのだが、その中心部に昭和29年に宮大工が総ヒノキ作りで建築したという、堂々たる風格のお店を構えるのが、砂場総本家である😁。

 

現在の場所に移転したのは十二代目時代の大正元年だが、元々は大阪城築城に際し資材置き場となった「砂場」において天正十二年(1584年)に和泉屋の屋号で開業した蕎麦屋が発祥で、その後徳川家康の江戸城築城に合わせて江戸に進出し、その時の屋号は糀町七丁目砂場藤吉」なのだ🙂。

 

明治時代に菩提寺が保管していた過去帳が紛失し、江戸期における創業年等は不明なのだが、江戸三大蕎麦と言われる「砂場」「更科」「藪」の中でも最古参の歴史を誇り、そこから数えると、なんと現在14代目がお店を守る、実は日本屈指の超老舗なのだ😁。


店内は非常に落ち着いた雰囲気で、街のお蕎麦屋さんという感じなのだ😄



もちろん100年老舗にはおなじみの小上がりもあるのだ😁。


店内には登録商標である「砂場」の看板🙂。


入口横の壁面ボードには、大正期から昭和にかけての古い写真などが掲示されているのだ😄。



実は店内右手には精巧な鉄道模型(ゲージ)のジオラマが設置されているのだ。当代のご趣味らしく、専門的なことはわからないのだが、かなりこだわった造りなのだそうだ😄。



さらに多くの建物模型も数多く陳列されているのだが、実は非常に有名な方の作品で、その方のご家族からこれらを置く場所について、このお店がふさわしいとのことで、わざわざ寄贈された物なのだ😲。


こたパパが全国100年老舗節約グルメ旅をしていると知った当代が、わざわざ店の奥から持ってきて頂いた、「砂場」発祥の説明書き。現在お店は東京だが、元々は大阪城築城の際の「砂場」で蕎麦屋を開業したのがその始まりなのだ😁。


メニュー表。ここはシンプルに「ざるそば(800円)」を注文させて頂いたのだ😆。


しばらくして到着したのがこちら。蕎麦の実の中心部分を使いのでかなり白くかつ細め。つゆは甘くも辛くも無くちょうどいい塩梅。わさびとねぎをそばに乗せ、つゆにつけて頂くと、するりとのど越し良く頂けるのだ。蕎麦の実や水、つゆに使う本枯節など材料には徹底的にこだわられているようである。おまけに豆腐まで頂いて有難かったなぁ🤤。



最後の小太郎記念写真は何とご夫婦でご協力頂いたのだ。実は後継者についてはまだ微妙な感じのようだが、何といっても十四代続く「砂場」総本家のお店なので、何とかその伝統が今後も末永く続くように祈念している、こたパパである😉。


 

店名:砂場総本家
創業:不明
(江戸時代嘉永年間
住所:東京都荒川区南千住1-27-6

電話:03-3891-5408
営業:11
:00~17:00
定休:木曜、金曜

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次