こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今日は「足るを知るへの道険し」についてのお話。
こたママがいなくなって以来、逆境を乗り越えるために様々な本を読み漁ったのだが、その中にある言葉を発見したのだ。それは老子の「足るを知る(者は富む)」である😃。
解釈は様々あるのだが、要は、普通あるものが自分にないという状況を悲観的に捉えるのではなく、自分にとって必要なものを理解し、まずはそれに満足すれば幸福を得るということのようだ😐。
この言葉をもとに、こたパパは現在の自分自身を振り返ってみたのだ🙂。
(1)(家にはいないが)3人の健康な子供がいる
(2)(高脂血症とポリープ持だが)現在顕在化した持病がない
(3)(多少体調不良はあるが)兄弟が健在である
(4)(認知症で意思疎通は困難だが)実母が施設で存命である
(5)(多額ローンがあるものの)住む場所はある
(6)(来年銀婚式を迎えるおんぼろ)車がある
(7)(当面は恐らくクビにならない)仕事がある
(8)(最近少し弱った感がある)小太郎がいる
(9)(苦労はあるが)全国100年老舗節約グルメ旅ができている
こう書いてみると、一見確かにこたパパはまだまだ恵まれているかのように見えるかもしれない🤔。
しかしである。これらの項目の中にこたママがいないのだ。これはこたパパにとって決定的な出来事である。これからずっと、こたママと話すことも、笑うことも、けんかすることも、テレビを見ることも、旅行することも、ご飯を食べることも、孫の世話をすることもできないのだ😭。
いや、恐らくこたパパだけではない。それなりに仲の良かった夫婦(恋人)にとって、その相手がいなくなることは、その他あらゆる「足る項目」を吹き飛ばすほどの衝撃があるはずなのだ😖。
以前、「没イチ男性の弱さ」という記事でご紹介したしたとおり、「配偶者の死」がこの世の中で最もストレス指数が高く、実データをもとにすれば、平均余命が30%も減少する等、男性の方がはるかにその影響度が大きいのだ😨。
はっきりいって、配偶者を亡くした(特に中高年男性)方が老子の言う「足るを知る」の境地に達する方がどのくらいおられるのだろうか🤔?
もちろん世の中にはそういう方もおられるのであろうが、こたパパ自身にとっては、とても遠い先(というか永遠に到達しない)のように感じるのだ。それは最近始めたTwitterでつながった、こたパパとよく似た境遇の方からも感じることが多いのだ😥。
自分もいつか「足るを知る」人になれるのだろうか?と思いながら、小太郎と何とか日々を過ごしている、50代にして未熟者のこたパパである😢。
足るを知るへの道険し
2022年6月11日
コメント