こたパパです。
今日は「病院面会パスポート」のお話。
コロナの第5波も多少収束傾向が見えてきて、最近はある程度の行動制限緩和議論もされている。こたパパはこの議論の中で真っ先に検討していただきたい項目がある。それは、「病院面会パスポート」だ🙁。
こたママは昨年7月から亡くなる12月までの期間のほとんどを大学病院で過ごしたのだが、一番大変だったのが「面会制限」である。大学病院は重症患者が多いため、コロナ下での面会基準は、こたママのようなある程度余命がわかっている患者でさえ、「1週間に1回15分かつ同時に2人まで」という極めて厳しいものだった😰。
さらにこの条件は県内在住者に限られていたのだ。子供たちは当時東京、京都、北海道という感染流行地にいたため、面会許可は県内に戻ってから2週間後ということになっていたのだ。つまり学生といえども、ほぼ面会不可能ということだ😖。
最近は通信技術の発達で、LINE等でTV電話も可能だが、病室にWiFi環境がないため通信費は自腹だ。さらに個室なら良いが、当時の大学病院状況(おそらく現在も)は、お金を出すと言っても、意識のほぼない重症患者しか個室に入れないのだ😭。
こたパパは痛感したのだが、入院患者(こたママ)が無機質な病室から求めているのは、単なる会話可能な「動画」ではなく、「触覚と体温」である。こたパパが、病室にいくら家族写真やミニ小太郎を用意しても、慰め程度にしかならないのだ🙁。
旅行業や飲食業、その他各種業界の方が、ワクチンパスポートによる「行動制限緩和」を求めるのも十分理解するのだが、コロナ以外の病気で入院して現在「面会制限」で苦しんでいる患者やその家族だって何十万人もおられるはずだ🤔。
残された時間が刻々と減少する中で、「面会」すらできない状況がいかに過酷な事か理解していただき、ワクチンパスポート議論の際は、「旅行」「飲食」に加えて是非「病院面会パスポート」の項目も付け加えて頂きたいと感じるこたパパである😌。
小太郎の「触覚と体温」を感じるこたママ
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