宮徳


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、宮徳さん。

 

海沿いに立つ尾道市役所から、わずか70mの距離にありながら尾道の観光ルートから少し外れた静かな路地裏の一角に、あまり目立たないお店を構えているのが宮徳である。この小さなお店が、江戸時代から続く尾道最古のお寿司屋さんである😄。

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お店の中はそれほど大きくない。1Fは4人テーブル4つ、カウンターが6席ほどだ。2Fには数室個室があるようだ。こたパパは当然カウンター席に案内されたのだ😄。

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こたパパ席の左側前には薩摩焼酎の超特大瓶。4.5リットルだそうだ😲。

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メニュー表。メニューは豊富だが値段がない。やはり「回らない寿司屋」は緊張だ😅。

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このお店には有名な名物料理があるのだ。それが江戸時代から代々引き継がれてきた「せいろすし」である。地元尾道の方は「ぬく寿司」と呼ぶそうだ😄。こたパパは今回「せいろすし(赤だし付:2140円)」を注文させて頂いたのだ😝。

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しかし、変わった器だな🤔。実はこの器も江戸時代のもので、何と半年に1回漆を塗りなおして大切に使われているそうだ。なかなかできることではないな😲。この器は、大きさはそれほどではないが、高さが意外とある。しかも上げ底ではないため、意外とお腹いっぱいになるのだ😁。

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蓋を開けると、表面には小海老のそぼろに錦糸玉子、その下には焼穴子と椎茸が隠れている。ご飯はすし飯で、かんぴょうが混ぜ込まれているのだ。そしてこたパパが驚いたのはその温度。温いというレベルではなく、本当に「熱々」なのだ😲。

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いや、これ本当に美味しい😍。チラシ寿司とは全く違う。熱々な酢飯は最初どうかと思ったが、中の具材と調和して、いい塩梅なのだ。器も含めて、江戸時代を感じることのできる、ほかのお店では経験できないお料理だろうな😆。

 

お店の方と「100年老舗飲食探訪」の話をしていると、お隣の客が話しかけてこられた。実はこのお店の常連で財閥系大手ゼネコンにおられたそうだ。実はこたパパも大学は建設工学で、そこから色々業界の裏話を聞かせて頂いたのだ😁。

 

さらにこのお店は、従業員と常連さんで毎年焼酎を飲みに鹿児島に行かれるそうだが、こたパパは鹿児島出身だと話すと、実は毎年訪問される鹿児島のお店は、偶然にもこたパパの出身町にあったのだ😜。

 

これにはお店の方も驚いていたな。何たる偶然だろう。この常連さんは「私は大体この店にいつもいるからまたいらっしゃい」と言われていた。少々敷居が高いと思っていたお店が再訪しやすくなったな😄。

 

幸いにも尾道にはまだ100年老舗飲食店がある。その時には必ずこのお店に(やはりランチで😅)お伺いしようと考えているこたパパである😌。


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店名:宮徳
創業:1832年(天保三年)
住所:広島県尾道市久保2-23-16
電話:0848-37-3652
営業:平日11:00~15:00,17:00~21:30
   休日11:00~21:30
定休:水曜

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