辻の餅


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、辻の餅さん。

 

前回ご紹介した、たな梅 本店さんからわずか200m。江戸時代に熊野古道の旅人が休憩する茶屋から発展したと言われ、道路沿いの角(辻)に面していることから、その店名の由来となったのが、辻の餅である。なかなかに雰囲気のあるお店だなぁ😄。

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お店の中にねじったような木があるのだが、これは単なるオブジェだそうだ😃。

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お店中央部には、3つに仕切られた大き目の木製ショーケースが置かれているのだ。ちなみにこたパパはショーケース下が、石庭風になっているケースは初めてである😲。まず正面左手ショーケースが、梅まんじゅうやドラヤキ等の詰め合わせセット😃。

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正面ショーケースが、栗饅頭やあゆ、餅花等の詰め合わせ😃。

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正面右手のショーケースが、各種お餅類やお赤飯となっているのだ😃。

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ショーケース正面には小さいながらイートインスペースも設けられているのだ😁。しかしなぜ黒電話が置いてあるのだろうか🤔?

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このお店の代表銘菓は何といっても江戸時代から受け継がれている「おけし餅」である😝。添加物一切なしのため、賞味期限は何と「当日中」なのだ😲。

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この「おけし餅」は江戸時代の子供がしていた、頭頂部のみ毛を残したスタイルとよく似ていたことからその名がついたそうだ。いわゆる子連れ狼の大五郎カットである😁。

 

幸い1個から購入可能とのことだったので、こたパパは今回この「おけし餅(108円)」を2個購入させて頂いたのだ😝。

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切ってみた感じ。裏側にもつぶあんがあり、独特の形状である。形は確かに大五郎の頭に似ているな😁。食してみると、あんこの量程は重くなく、程よい甘さで緑茶にピッタリである。1個108円はかなりのお買い得感だな😜。

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こたパパがお話ししたお店の方が、実は5代目当主であった。かなりお若いのかな🤔?(当のご本人は、マスクをすると若く見られるだけと苦笑されていたが・・・・)

 

実は和歌山が生んだ博物学の巨星である、南方熊楠氏はこのすぐご近所に屋敷があり、この「おけし餅」が大好物だったようである。

 

何せ賞味期限が当日中なので、お土産には向かないかもだが、江戸時代から続く伝統の「おけし餅」は是非訪問して味わっていただきたいと感じた、こたパパである😉。

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店名:辻の餅
創業:不明(天保年間)
住所:和歌山県田辺市北新町1
電話:0739-22-1665
営業:8:30~18:30
定休:火曜

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