こたパパです。
今回ご紹介するお店は、富美堂さん。
前回ご紹介した、辻の餅さんから栄町通りを50mほどJR紀勢本線の紀伊田辺駅方向に進み、道分け石が立っている地点を左折して50mほど進んだ左手にお店を構えるのが富美堂である😃。
お店入口から見た店内。想像していたよりもスペースがかなり大きいな😁。
入口左手には、大きなウェディングケーキが展示してある😆。ただ、三代目女将によると、最近はあまり注文がないようだ😅。
その右手にあるショーケース内には、贈答用の詰め合わせセット😃。
店内右手には、各種饅頭類がずらり。かなりの種類がラインナップされているのだ😲。
正面には古い写真が。「カルシユム」とはなかなかシュールな車である😜。
三代目女将に代表銘菓をお伺いしたところ、「神島の鶴」というお菓子だとのこと。神島は、地元田辺湾に浮かぶ小さな無人島で、あの南方熊楠氏も研究のため何度も訪問している島なのだ😃。
実はこの「神島の鶴」は、全国菓子博で過去2回表彰され、かつ平成23年の全国植樹祭の際には、天皇皇后両陛下の行幸啓菓子にも選ばれたほどの凄いお菓子だったのだ😲。
「神島の鶴」は白とピンクの2種類があり、幸いなことに1個単位の購入が可能とのこと。ということで、今回こたパパは「神島の鶴(215円)」の白・ピンク1個ずつを購入させて頂いたのだ😝。
切ってみた感じ。こたパパは、中身が全く異なることに少々驚いたのだ😲。しかも両方とも、かなり手がかかると思われる重層構造である😁。
まず、白の方であるが、驚くのは口の中に入れた瞬間に一番外側の表皮の部分がすぐに溶けてなくなる感じなのだ。マシュマロが使われているようだ。そして求肥、こしあんくりあんの重層構造で、微かに柚子の香りもするという非常に複雑なお菓子なのだ😝。
ピンクの方は、表皮の感じは白と同じだが、こしあんの代わりに黄身あんが使われており、こちらは柚子ではなく梅の香りである😆。
これは凄いお菓子だ😲。洋菓子と和菓子の要素が見事にマッチしており、こたパパが今まで食したお菓子の中でも、そのオリジナリティと複雑性はトップクラスだと言えるだろう。知名度はあまりないようだが、もっと知られても良いお菓子だと思うな🤔。
確定ではないが、後継者に関してはなかなか厳しい環境のようだ😢。既にご主人は70歳を超えておられるはずだ。幸い田辺市は、このお店を含め、JR紀勢本線の紀伊田辺駅から半径500m以内に100年老舗飲食店が4店(三徳小西菓子舗 たな梅 本店 辻の餅)も集中しているのだ。機会があればぜひ全店訪問していただければと感じたこたパパである😌。
店名:富美堂
創業:1905年(明治38年)
住所:和歌山県田辺市北新町56
電話:0739-22-1119
営業:8:00~18:00
定休:不定休
創業:1905年(明治38年)
住所:和歌山県田辺市北新町56
電話:0739-22-1119
営業:8:00~18:00
定休:不定休
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