こたパパです。
今回ご紹介するお店は、御菓子司 浅野耕月堂 さん。
福井県の代表的な温泉地として有名な芦原温泉の中心部において、小さいながらどこか凛とした佇まいのお店を構えるのが、御菓子司 浅野耕月堂である😄。

のれんをくぐり、左手の入口からお店に入ると、正面に木製のカウンターと小さなショーケースがあるのみ。いや、本当にシンプルで美しいな😝。

展示されている商品は、代表銘菓である、「松乃露」のみという潔さ。このお菓子は、過去に昭和天皇が、お茶請け菓子としてお代わりを御所望され、その後も度々皇室方からお買い上げを頂いており、第26回全国菓子博覧会では、全菓博栄誉大賞も受賞したことで知られる、福井を代表する名菓だったのだ😲。

お店に入ると、先代の女将さんが出て来られて、いろいろお話させて頂いた上に、ご試食までさせて頂いたのだ😜。ショーケース内にはこたパパ向けにピッタリの大きさの商品があったので、今回こたパパは、「松乃露(小箱:432円)」を購入させて頂いたのだ😆。

このお菓子は、浅野耕月堂の初代である久太郎が、松林に自生するきのこである、松露を表現したもので、材料は砂糖・卵白・コーヒー粉のみというシンプルさ。食品添加物を使わず、職人が手作りのため大量生産ができないという、非常に貴重なお菓子なのだ😄。

切ってみた感じ。第一印象は、味も重量もとにかく「軽い」ということ。お菓子の中はほんのわずかに空間があり、軽さを演出している感じ。食してみると、繊細なスナック系の食感に、やわらな甘みが広がり、あとかすかにコーヒーの苦みが残る感じ。なかなかないタイプのお菓子である😄。コーヒー粉を合わせるといった手法は、当時としてはかなり斬新な発想だろうな🤔。

こたパパが、小太郎との全国「100年老舗飲食探訪」の話をさせて頂くと、何と店奥から、当代である息子さんまで呼んでいただけたのだ😌。シンプルかつ繊細な商品のため、天候等にも影響を受け、かなり気を使うお菓子とのことだったな😆。
当代には最後の小太郎との記念写真にもご協力いただいたのだ。実はこのお店にはもう一つ「耕月堂ぷりん」という商品があるのだが、今回は購入できなかったのだ😭。
女将さんによると、立地が温泉地のため、コロナの影響が大きく相当大変な状況だったようである。昨年5月からオンライン販売も始められたようだが、これからもこの個性的な名菓である、「松乃露」の伝統を守って頂きたいと感じたこたパパである😉。

店名:御菓子司 浅野耕月堂
創業:1899年(明治32年)
住所:福井県あわら市温泉4-916
電話:0776-77-2035
営業:8:00~20:00(売切次第終了)
定休:火曜
創業:1899年(明治32年)
住所:福井県あわら市温泉4-916
電話:0776-77-2035
営業:8:00~20:00(売切次第終了)
定休:火曜
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