今日の仕事は、楽しみですか


こたパパです。

 

今日は「今日の仕事は、楽しみですか」についてのお話。

 

最近外出がめっきり減ったうえに、年度末が近づき、仕事も立て込んできて少々ご機嫌斜めのこたパパなのだが、ふと昨年起きたある出来事について思い出したのだ😃。

 

昨年10月、品川駅コンコースのデジタルサイネージに、標記の広告コピーが大量に表示されて、大炎上したあげく、広告主が謝罪撤回に追い込まれた出来事をご記憶の方も多いだろう。この件では、ネット上でも広告に賛成と反対の意見があり、こたパパの結論を言えば、「どちらかといえば賛成だが、もう少しうまく表現できたかも」である😫。

 

確かに、特にサラリーマンで、「今日の仕事は、楽しみですか」と聞かれ、「はい」と言える方は極めて少数だろう。実際こたパパも、「はい」といえる日はほとんどないのだ😅。ただ、こたパパは、この言葉が今の日本の労働市場が置かれている現状を、ある意味「的確に描写」しており、今回の騒動が日本社会の閉塞感を如実に表していると思うのだ🤔。

 

原因が「日本型終身雇用」の行き詰まりなのか、空気を読まなければ意見が言えない日本独特の息苦しさなのかは不明だが、世界的な調査でも、日本人の会社への帰属意識や仕事への熱意(ワークエンゲージメント)が世界最低水準であり、「自分の会社が大嫌い」なのに働かねばならないことが騒動の背景にあるのだろう。(日本人の会社への忠誠心は「処世術的ふり」であることがもはや明白になっているのだ😨)

 

日本では「表現の自由」が憲法で保障されており、「この程度の言葉」が批判を受け、表示できないのであれば、もはや日本社会全体が、戦中の大政翼賛会的(ぜいたくは敵だ)な同調圧力感にさらされているのだろう。また、この言葉には続きがあり、これを読めば広告主には、全く「上から目線」意図などなかったことがわかるのだ(このあたりが工夫が必要だった?)😰。

 

「仕事」を「時間の切り売り」という発想でとらえれば、「楽しい」という感覚はなかなか得られないだろう。サラリーマンのこたパパもその一人であり、「プロフェッショナル」「情熱大陸」に出てこられるようなすごい方々には当然なれないのだが、「仕事」を少しだけ楽しくする工夫くらいはできると思うのだ(どうしても我慢できなければ転職も視野)🙂。

 

「仕事が楽しみ」と思える方が増えたほうが、社会にとって良いことは異論がないだろう。とするなら、今回のコピーを、まず自分が置かれている仕事環境や自己の仕事観を正確にとらえ、少しでも改善する余地がないか、考えてみるきっかけにすれば良いと思うのだ😁。

 

「100年老舗飲食探訪」活動では、ご主人と話す機会もかなり多いのだが、経済的成功の有無に関わらず、様々な困難の中で、「楽しく」とまではいかなくとも、創意工夫しながらプライドをもって仕事をされている方が多いように感じるのだ😄。

 

「報酬は苦役の対価(仕事は辛くて当たり前)」という考え(思い込み)こそが、「イラッ」とさせる原因ならば、広告主を責めるより、まず自身の(仕事環境や仕事観)を振り返るほうが先ではないかと考えつつも、自らはまだその域に達せず、明日も会社に行くのがかなり憂鬱な、こたパパである😜。

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