こたパパです。
今回ご紹介するお店は、元祖とらやさん。
岡山県倉敷市児島地区の由加山には、由加山蓮台寺と由加神社本宮があり、門前町もあって、昔からあんころ餅が名物として、複数の店が存在しているのだが、その中で唯一こたパパが100年以上の歴史を確認できたのが、元祖とらやである。
少々ややこしいのだが、由加神社本宮で販売されているあんころ餅は、参道入口にある太助茶屋というお店で作られたものなのだが、このお店の製造ラインが近代的でもあり、100年以上の歴史があるとは確認できないのだ😥。(お店の従業員にお聞きすると、数十年くらいではとのことだった・・・)
両店とも非常に有名なのだが、同じあんころ餅でもかなり内容が違うので、この紹介記事の中で比較してみたい😃。
まず、こちらのこじんまりとしたお店が、由加神社本宮参道の途中にある、元祖とらやである。現在はイートインはやっておらず、左側カウンターから注文し、商品を受け取る形式であった。

倉敷市の感謝状には、江戸時代前期の創業と記載されている。ただ、現ご主人にお伺いすると、実際はもっと古く、1590年代ではないかとのこと。そうだとすると400年以上の歴史ということになるな😲。

次に太助茶屋だが、由加神社本宮の表参道入口をすぐ上がった左手の建物になる。

太助茶屋正面入口。左手にはイートインスペースも設けられている。入り口右奥が製造ライン。

次に商品比較。元祖とらやのあんころ餅(500円)がこちら。本物の竹の皮だ。

団子の上にあんこを乗せ、押し付けた感じ。竹の皮に直接置いてある。つまようじ2本付き

続いて、太助茶屋のあんころ餅(600円)がこちら。

竹の皮風だが、中は紙容器でビニール包装。あんこの海に泳ぐ団子イメージ。木製へら1本付き。

左が元祖とらや、右が太助茶屋。おなじあんころ餅でも、全然違うのがわかる。

両商品の比較についてだが、
(1)あんこ
元祖とらや:すごく滑らかなつぶあんで、つぶつぶさはほぼない。甘さはほどほど。
太助茶屋 :とろっとろのこしあん。口の中でとける感じでその分甘さが広がる。
(2)お餅
元祖とらや:こぶりだが、少々弾力あり。
太助茶屋 :少し大きめで、やわらかめ。
といった感じ。こたパパはつぶあん派なので、元祖とらや。こたママは太助茶屋だろうな。
いずれにしても、両店ともかなりの人気店だ。混雑する日は売り切れになることも。特に、元祖とらやさんは、営業時間が3時間しかないのでご訪問の際はご注意を😌。

店名:元祖とらや
創業:不明(江戸時代前期)
住所:岡山県倉敷市児島由加2886
電話:086-477-6183
営業:12:00~15:00
定休:土日営業(不定休)
創業:不明(江戸時代前期)
住所:岡山県倉敷市児島由加2886
電話:086-477-6183
営業:12:00~15:00
定休:土日営業(不定休)
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