こたパパです。
今回ご紹介するお店は、ひがしや菓子店さん。
JR柳井駅と、柳井市の伝統的建造物保存地区を結ぶ麗都路通りを直進し、柳井川に架かる大橋を渡った直後の交差点を右折し、1分ほど進むと左手に見えるこじんまりとした建物が、ひがしや菓子店である😃。
皇室との古い歴史を感じさせる、明治大正期の通知書😃。
動いてはいなかったが、この時計もなかなか歴史を感じさせるな😮。
お店の中は大きくはなく、L字型ショーケースが一つあるのみである😄。
なかなかのレトロ感のあるケースの中には昔ながらのボーロ・お煎餅系😃。
その横には、こたママ大好物の生わらびもち。シューケース上段には上生菓子も。価格設定はかなりお安いようだ😁。
かすていらとおまんじゅうもあるな😉。
しかし何といってもこのお店の代表銘菓は、お店の看板にもある「翁あめ」である😝。
「翁あめ」に関する説明書。なんと江戸時代から全く製法が変わっていないのだ😲
実はこの「翁あめ」は1個単位で購入できるのだが、たまたまオリンピック開催を記念して、カラフルな「翁あめ5個セット(550円)」が販売されていた。ご主人にお伺いすると、元の「翁あめ」に天然素材の色を付けただけで味に変わりはないとのことだったので、この5個セットとノーマルな「翁あめ」2個を購入させて頂いたのだ😜。
購入させて頂いた商品がこちら。一番左がノーマルな「翁あめ」である😀。
対角線にそって切断したのだが、切断面の透明感が半端なく美しい😲。黄色が一番わかりやすいのだが、奥の角まではっきり見ることができるほどなのだ😜。
表面は寒梅粉で覆われていて、べっとり感が全くない。食してみると、食感はゼリーとグミの中間といった感じ。噛み応えがあり、やわらかい甘み。しばらくすると口の中からなくなってしまう感じ。いわゆる飴とは全く異なるのだ😁。
店頭は女将さんがお一人おられたが、お客様が多くなり奥から当代(7代目)である息子さんも応対に出てこられた。お二人とも非常に親切で丁寧な接客であった😝。
この「翁あめ」の製法は門外不出で、4日間の工程が必要だそうだ。昔ながらの味と製法をかたくなに変えないというのは、山口の江戸金さんの「亀の甲煎餅」や鳥取の亀甲やさんの「亀甲もなか」と同じ考えだな🤔。
100年以上のお店を守る方法や考え方はそれぞれで、どれが正解ということはない。だが、江戸時代からの味と製法を引き継ぐお店はそうそうあるものではない。このお店は、できれば昔ながらの味と製法でお店を守っていただきたいと感じたこたパパである😌。
店名:ひがしや菓子店
創業:1845年(弘化二年)
住所:山口県柳井市姫田15-6
電話:0820-22-0038
営業:8:30~18:00
定休:日・祝日
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