こたパパです。
今日は「こたママ闘病費用とガン保険」のお話。
こたママの闘病生活は、わずか1年5か月という短い期間であったが、その間に入退院を7回も繰り返した。そして、最後の入院生活は何と4か月間にも及んだのだ😭。(途中3回はコロナ影響で有料4人部屋(タンス仕切)しか入れなかった)
ここで大事なのは、やはりお金である。結論から言えばこたママはがん保険に加入していて、本当に助かったのだ🙁。ちなみにこたママの保険内容は、初期給付100万円、入院1.5万円、通院1万円、放射線治療等手術10万円(複数保険合算)であった🙁。
実はこたパパの母は、以前保険代理店を経営していて、こういった各種保険に関しては、かなりアドバイスをしてくれていたのだ😄。こたパパは若い時、保険加入しすぎだと感じていたのだが、結果として、費用面での今回こたママ治療制約がほぼなかったことに、今となっては母に感謝しかないのだ😌。
こたパパは、今回のこたママ看護を通じてよくわかったことがある。それは、末期ガン患者にとって「個室は贅沢ではなくむしろ必須」ということだ🙁。
大部屋の場合、抗がん剤治療による吐き気や咳が止まらず、激痛に苦しみ息苦しそうな別患者の様子がまる聞こえなのだ。それが自分自身の場合も当然ある。なおかつ、夜中まで一日中ずっとだ。こんな状況では健常者でさえ参ってしまうだろう😨。
一般的に、がん闘病に必要なお金は数種類ある。
(1)純粋な医療費用
日本は国民皆保険制度のおかげで、個人所得に応じて高額医療費制度が適用できる。こたママの場合は月57600円が上限であった。
(2)差額ベッド代等の個人負担(病院内)
個室に入る場合、最低でも部屋代だけで7700円~が相場だ。食事代やTV代、洗濯や雑誌代を加えて、1日10000円は見ておくべきだ。
(3)ガン治療に必要な物品購入初期費用
こたママの場合、高級ウイッグ(20万円)×2、室内用エアロバイク(10万円)や医療用マットレス(5万円)、スロージューサー(3万円)、パジャマ購入等、70万円近い初期費用が発生した。
(4)ガン治療に必要なランニングコスト(家庭内)
こたママの場合、最高級調味料の話でご紹介した通り、無農薬食料品やゲルソン療法等の費用で月2,3万のコスト増。平日通院は往復タクシー代がかかる。たまの気晴らし温泉旅行も、体がやせ細りウイッグ利用で体力もないことから、原則室内露天風呂部屋となり、費用がかさむ。
(5)こたママ労働収入の減少
こたママの場合、傷病手当金(給与の2/3:1年6か月)が適用となったが、それでも月数万の減収である。さらに1年6か月後はこたママ収入は原則0円となっていたはずだ。
こたママの場合、3週間入院1週間退院の抗がん剤サイクルだった。ざっくり月20日入院として計算すると、まず初期給付100万は(3)(4)で使い果たす。月額30万の保険金は(1)、(2)で合計で25万/月、残り5万/月で(5)をカバーするといった感じになるのだ。しかも(5)は1年6か月後には大赤字になる予定だったのだ🤔。
今や国民の二人に一人ががんになる時代だ。つまりガン保険はかなりニーズの高い保険だと言える。あとこたパパがこたママガン保険に関し、ヒヤッとしたことがある。それは先進医療特約がついていなかったことだ😱。
いまやガンの治療方法は飛躍的な進歩を遂げつつあるが、先進医療の手術費用や薬価は高騰の一途である。もしこたママが先進医療を受けることになっていたら、費用捻出で自宅売却となっていたかもしれない😨。
こたパパは別にガン保険を勧めているわけではないが、ガン治療にはその医療費自体よりも、関連費用に数倍のお金がかかることは知っていただきたいのだ。そして個室は贅沢ではなく、家族が安心して治療を受けるための必須事項と考え、さらに先進医療特約も踏まえた保険内容に見直して頂きたいということだ🙂。
こたパパ自身の各種保険も、少なくとも子供たちに費用面であまり負担がかからないように、今回を機に見直したのだ。まあ、こたパパは痛みや苦しさを伴う延命治療は望まないので、それほど費用はかからないだろうが😜。
できれば、倒れる直前まで100年老舗飲食探訪を続けながら、病院にも施設にも入らず、自宅で眠るようにこたママ(小太郎)のところへ旅立てればと願うこたパパである😉。
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