大和甘林堂


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、大和甘林堂  さん。

 

えちぜん鉄道三国芦原線の三国駅から伸びる県道119号線を直進し、一方通行の上八丁通りを左折して100mほど進むと、道路沿い右手に風格あるお店を構えるのが大和甘林堂である。創業300年以上を誇る、こたパパ調べでは坂井市唯一の100年老舗飲食店なのだ😃。

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ちなみに表の木製看板は、日清戦争の初代連合艦隊司令長官である、伊東祐亨氏の書だとご主人から教えて頂いたのだ😲。またこたパパが中国地方から来たことを知ると、実はご先祖様のお一人が、備中松山城で有名な岡山県の高梁市出身との事であった😃。あと、ご主人は、明治維新の頃のお話がかなりお詳しいのだ😜。

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入口右手には、お店規模に比してかなり広めのイートインスペースが用意されているのだ😄。

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明治時代の褒状である😁。

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お店正面のショーケース。ショーケース上には、長崎カステラや蒸し羊羹、ショーケース内には、お饅頭や最中などが陳列されているのだ😆。

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しかしこのお店の代表銘菓といえば、お店の木製看板にも記載されている「鶯餅」である😜。「鶯餅」自体が宝暦年間に誕生した、単独で250年以上の歴史を持つお菓子なのだ😲。賞味期限はわずかに4日間である😃。

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この商品は単品購入が可能なのだが、便利な2個入りの袋商品があるとのことだったので、今回こたパパは「鶯餅(2個:300円)」を一つ購入させて頂いたのだ😝。

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切ってみた感じ。自家製こしあんが求肥に包まれていて、周りには「うぐいす粉」と呼ばれる薄茶色のきな粉である。こたパパは薄緑色かと勝手に想像していたのだが、本当のウグイスは薄緑色ではなく、薄茶色なのだそうだ😮。

 

食してみると、求肥とこしあんの食感の一体感があり、きなことの相性もピッタリだ。お菓子の種類は少々異なるのだが、形状からは以前ご紹介させて頂いた、和歌山県御坊市の御菓子司 有田屋さんを思い出させるなぁ😁。

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こたパパの「100年老舗飲食探訪」では、約3割のお店が後継者なしというお話をさせて頂いたところ、ご主人はさらりと「うちもです」と言われたのだ😲。

 

こたパパの聞き間違いかも知れないし、少々ショックもあったので、それ以上はお伺いしなかったのだが、300年以上の歴史を持つお店で後継者がおられないケースはほとんどないのではないか。難しい問題だが、もし本当なら、何とかならないのかと考えたこたパパである🤔。

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店名:大和甘林堂
創業:1719年(享保四年)
住所:福井県坂井市三国町北本町4-4-52
電話:0776-82-0046
営業:8:00~20:00
定休:無休

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