こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、祗園むら田 さん。
京都観光ランドマークの一つである八坂神社前を走る、府道143号線を京都駅方向に300mほど進んで東山安井交差点を左折し、100mほど先のT字路を右折して、80mほど進んだ道路沿い左手にお店を構えるのが、祗園むら田である😁。

壁面に掲示されている、舞妓さんの京丸うちわがいい感じだなぁ🙂。

店内はすっきりとしたレイアウト。店内右手にある壁面陳列台には、胡麻ペーストなどの各種白黒胡麻商品がずらりと陳列されているのだ😄。



女将さんにお薦めをお伺いしたところ、このお店自体は数年前に改装したばかりで、現在のお店の主力かつ有名なのは各種胡麻製品なのだが、本来は乾物屋さんがメインとのこと。現在でも京都の各種有名料亭や旅館などに卸されているのだ。そして入口左手窓側壁面棚の上には、お出汁パックや鰹節などが少数陳列されていたのだ😁。

ということで、こたパパは今回、非常に少量でお値打ちの「糸けずり(20g:291円)」を一袋購入させて頂いたのだ😆。

こたパパはこれをあるメニューに活用させて頂いたのだ。それが「わさび丼」である。実はたまたま訪問直前に、こたパパが大好きな「孤独のグルメ」シーズン3の再放送で、「わさび園かどや」のわさび丼を見て、それがどうしても食べたかったのだ。ということで、少々贅沢だが早速伊豆から本わさびを取り寄せたのだ😁。

そして孤独のグルメ内で井之頭五郎がやっていた通り、「まぁるくまぁるく」わさびをすり下ろし、完成したのがこちら。有機醤油を一回しし、よく混ぜて食してみると、糸けずりはかつおの旨味が凝縮した上品な味わい。わさびはかなりの量だったのだが、尖った辛みではなく鼻から抜ける爽快感。血合い抜き糸けずりと最高級わさび、有機醤油という超シンプルな組み合わせなのだが、これが半端ない旨さだったのだ🤤。

こちらのお店は、旧来の乾物屋さんから「ごま」を軸にした商品展開を図り、店舗も現代的に改装することで、そのマーケティング戦略は見事に成功しているように感じたな。これからも古き良き伝統商品の維持と、時代にあった各種新商品開発の両輪で、京都の料理界を支えていって欲しいと感じた、こたパパである😉。

創業:1920年(大正9年)
住所:京都府京都市東山区祇園下河原通下河原町478
電話:075-561-1498
営業:10:00~17:00
定休:日曜
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