こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、原了郭 さん。
京都観光ランドマークの一つである八坂神社前から伸びる、市道186号線を鴨川方向に180mほど進んだ、道路沿い右手の祗園商店街アーケード下にお店を構えるのが、原了郭である。前回ご紹介した、鍵善良房さんとは、わずか20mほどしか離れていないのだ😁。
創業者はあの赤穂四十七士として切腹した、原惣右衛門元辰の息子である原儀左衛門道喜であり、お店の名前を自身が出家した時の名前である「了郭」としたことが、現在の店名の由来なのだ😲。

お店前ショーウィンドウ内には、創業300年以上とは思えない、カラフルで現代的な商品が陳列されているのだ🙂。

入口正面の壁面棚商品陳列方法がお洒落なのだ😁。

その左手にも小さな陳列棚🙂。

店内は左手に細長く続いているのだ🙂。

暑い季節はこんな商品も並んでいるのだ😲。

左手奥の陳列棚には、代表商品の「黒七味」とその関連商品を中心とした、各種商品がずらりと陳列されているのだ😁。


こたパパは、このお店は「黒七味」で決まりと思っていたのだが、一応お店の方にお薦めをお伺いしたところ、意外にも「御香煎」という商品だったのだ。お店の方によると、確かに現在のお店の一番人気は「黒七味」なのだが、もっとも歴史があるのは「御香煎」で、京都の名だたるお店が名を連ね、1店1品しか登録できない「京都百味会」にも「御香煎」が登録されてるのだ😲。

そしてこたパパは何と3種類(御香煎、青紫蘇香煎、志そ香煎)も試飲させて頂いたのだ。それぞれ、商品名の通りの美味しさだったなぁ🤤。


ということで、今回こたパパはもちろん一番オーソドックスで歴史のある、木製容器付き「御香煎(1210円)」を一つ購入させて頂いたのだ😆。

中には木製容器と「御香煎」の袋が入っており、容器内に移し替えるのだ😁。


そして湯呑に少し温度の低いお湯を入れ、上から「御香煎」をかけると、お店で頂いた時と同様上品な香りが立つのだ。熱湯だと「御香煎」の香りが飛んでしまうので注意。頂いてみると、うっすら塩味の中に上品で高貴な香りが口の中に広がり、飲んだ後もしばらくその余韻が楽しめるのだ🤤。


今回は「御香煎」が初めて経験できて良かったなぁ。ちなみにこの「御香煎」には、赤穂の焼塩や陳皮など数種類の漢方薬が入っているのだが、一子相伝のため材料すべては明かされていないのだ。これはお店のもう一つの看板商品である「黒七味」も同様である😲。
このお店は現在13代目だそうだが、このいかにも京都らしい「御香煎」の歴史を、一子相伝で末永く守って頂きたいと感じた、こたパパである😉。

創業:1685年(貞享二年)
住所:京都府京都市東山区祇園町北側267
電話:075-561-2732
営業:10:00~18:00
定休:無休
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