こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、亀屋清永 さん。
京都観光ランドマークの一つである八坂神社前を走る、府道143号線を京都駅方向にわずか80mほど進んだ、道路沿い右手にお店を構えるのが、亀屋清永である。創業400年以上を誇る、日本屈指の超老舗なのだ😲。

店内中央には、変形L字型にショーケースが設置されているのだ🙂。

上部壁面には多数の「御用達」木札。さすが京都老舗と言うべきか、これだけの数を一度に見るのは初めてのことである😲。

ショーケース内には様々なお菓子とその詰め合わせが陳列されているのだ😁。




お店の方にお薦めをお伺いしたところ、「清浄歓喜団」という少し風変わりな名前のお菓子とのこと。実は何と奈良時代の遣唐使により伝えられた唐菓子で、1000年もの間昔の姿をそのまま伝えている、日本最古のお菓子の一つなのだ。ということで、今回こたパパはこの「清浄歓喜団(810円)」を一つ購入させて頂いたのだ😆。

箱の中には、「清浄歓喜団」の由来書が同封されているのだ。当時は非常に高価なもので、貴族のみに与えられたお菓子だったようである🙂。またこのお菓子は毎月1日と15日頃に当代だけが直接造られるもので、従業員の方も作り方は御存じないのだそうだ😲。

箱の中から取り出すと、まるで古代土器のような形状。そういえば、お店ののれんもこの由来書にもこの形状が使われているなぁ。そしてお菓子からは高貴なお香の香りがするのだが、実は本当に七種のお香が入っているのだ😲。

切ってみた感じ。食してみると、胡麻油で揚げられた外側の米粉と小麦粉を使った皮部分はしっかり固く、中のこし餡は何とも言えないお香の香りを纏った高貴な風味。正に日本でこのお店でしか味わえない、唯一無二のお菓子である🤤。

今回は、1000年もの歴史を持つ日本最古のお菓子を頂くことができて良かったな。これからもこの貴重な「清浄歓喜団」の伝統を末長く守っていただきたいと感じた、こたパパである😉。

創業:1617年(元和三年)
住所:京都府京都市東山区祇園石段下南側534
電話:075-561-2181
営業:8:30~17:00
定休:水曜
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