積極治療と尊厳死

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「積極治療と尊厳死」についてのお話。

 

以前、 「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」といった国民的ドラマの脚本化である橋田寿賀子さんが、テレビ番組の中で、「安楽死」を選択したいとおしゃっていた。実際、「安楽死で死なせて下さい」という著書まで出されているのだ😐。

 

世間では、「安楽死」と「尊厳死」についてその中身が混同されているケースがままあるのだが、この二つは明らかに定義が異なっているのだ😶。

 

「安楽死」は、「本人の希望により、医師が薬物を用いたり、治療を止めたりすることで患者を死に至らしめること」であり、日本では「犯罪(嘱託殺人罪)」にあたるのだ😑。

 

「尊厳死」は、人生の最終段階において、十分な緩和ケアは行うものの、過剰な延命治療をせず自然な経過に任せた死」であり、法制化はされていないものの厚生労働省や日本医師会がガイドラインを作成していて、それに沿って実際に行われている所作である😃。

 

つまり現在の日本では、こたママのような難治ガンの場合、大きく「積極治療」か「尊厳死(緩和ケア)」かの選択になるのだが、こたママは「積極治療」を選択した。しかし、これは多分にこたパパの責任も大きいのだ😣。

 

「希望の言葉という約束」という記事に記載した通り、こたパパはこたママに「絶望の言葉」を1回も口にしなかった。こたママとの約束通り、常に前向きな言葉を言い続けた。しかしこのことが、こたママが積極治療」を選択した要因になったことは間違いない😐。

 

こたパパはある時点でこたママが極めて厳しい状態であることがわかっていた。この事実をもしその時点でこたママに伝えていたら、こたママはそれでも身体的精神的負担の大きい「積極治療」を選択しただろうか🤔?

 

もし、こたママがこの時点で「尊厳死(緩和ケア)」を選択していたら緩和病棟でもっと話せる時間があったのではないか?そしてこたパパは、その選択に絶対反対しなかったはずなのだ😔。

 

もちろんこたパパは、こたママから「本当のことを言って」と言われたら、包み隠さず実情を話そうと考えていた。しかしこたママは最後までその言葉を発しなかったのだ😥。

 

今から約半年前に始めたTwitterで、難病と対峙されている闘病者本人はもちろん、そのご家族まで本当に悩まれている姿を目にするのだ。こたパパは、ご家族の意向がどうであれ、どんなに辛くても結局は闘病者本人の選択に沿うしかないと思うのだ😑。

 

もしこたパパが両者を選択せざるを得ない立場であったらどうするだろうな。まぁその時の状況にもよるだろうが、基本的には治る見込みがないとわかった時点で、どんなに寿命が短くなっても、「痛く苦しくない」ことという方針を選択するだろうと考えている、こたパパである😌。


 

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