こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、するがや祗園下里 さん。
京都観光ランドマークの一つである八坂神社前交差点から、府道143号線を平安神宮方向に100mほど進み、T字路を左折して細い末吉町通に入って300mほど進んだ道路沿い右手に、老舗感をまとった風格あるお店を構えるのが、するがや祗園下里である😁。
実はこの建物は明治時代にお茶屋として建てられたもので、京都市登録有形文化財に指定されているのだ😲。
意外なことに重厚感のある木格子には、かなり現代風のメニューが掲示されているのだ😁。
入口右手には、かなり歴史感を感じさせる大きな木製壁面ショーケースが設置されており、その手前には木製猫とかわいらしい木製椅子が置かれているのだ😁。
さらにその奥側にも休憩スペースが設置されているのだ😄。
壁面上部には、大正昭和時代の宮家献上の書などが掲示されているのだ🙂。
入口左手には、カウンタースペースが設置されており、奥側の壁面棚には各種商品がずらりと陳列されているのだ🙂。
こちらは舞妓袋で、京ちりめん巾着に飴などのお菓子が入っているのだ。非常に美しくて、特にインバウンド観光客には受けるのではないかなぁ🤔
お店の方にお薦めをお伺いしたところ、登録商標にもなっている、「大つ丶」という商品とのこと。ということで、今回こたパパは、「大つ丶(1620円)」を一つ購入させて頂いたのだ😆。
生姜と黒糖を煮詰めた飴に、煎餅の生地が巻かれている珍しい形状のお菓子である。全て職人さんの手造りで、お店ホームページには詳しく作り方が紹介されているのだ。食してみると、煎餅部分はパリパリで、黒糖のコクのある甘さと生姜風味が感じられる、素朴ながらやさしい味わいの飴菓子なのだ🤤
店名に「するがや」とあったので、以前伏見駿河屋さんで拝見させて頂いた「駿河屋会」の系図を確認したところ、やはり下里駿河屋の表記が確認できたな😄。
実はこちらのお店は、コロナ禍に諸事情で閉業されたのだが、5代目の孫娘に当たられる方が、2023年に異業種からの転身で7代目を継がれて復活されたのだ。グロービスMBAを取得されているようなので、ひやしあめような老舗商品を、現代風にアレンジするような商品開発などで、経営改革を図られているのだろう🤔。
これからも若き7代目にはご家族や職人さんと一丸となって、「伝統と革新の両立」で、伝統あるお店を盛り立てていって欲しいと感じた、こたパパである😉。
創業:1818年(文政元年)
住所:京都府京都市東山区末吉町80
電話:075-561-1960
営業:11:00~18:00
定休:水曜
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