こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、亀屋陸奥 さん。
京都観光のランドマークの一つで世界遺産でもある、西本願寺の南隣には、真宗興正派の本山である興正寺があるのだが、その横を走る国道1号線を挟んだ真向かいに、堂々たる風格のお店を構えるのが、亀屋陸奥である。室町時代以来創業600年以上を誇る、日本屈指の超老舗なのだ😲。

入口左手には、道路側に沿って設置された長い木製ベンチ🙂。

入口正面の様子🙂。

店内中央には長いショーケースが設置されており、各種銘菓や落雁と、その詰め合わせなどが陳列されているのだ😁。






こちらは、菓匠会の会員一覧である。実はこの時、当代がたまたま店内奥から出て来られて、こたパパは直接説明を受けさせて頂いたのだ。こちらの会員は、毎年皇居で行われる歌会始の儀の際に参内し、お菓子を納められるそうである😲。

お店の方にお薦めをお伺いしたところ、「松風」というお菓子とのこと😁。

このお菓子は様々なサイズがあるのだが、今回こたパパは最小サイズの「松風(8枚入:700円)」を一つ購入させて頂いたのだ😆。

小麦粉に砂糖や麦芽飴、白味噌を混ぜて発酵させ、45.5cmの一文字鍋流し込んでケシの実を振りかけ、円形に焼き上げたものを短冊状に切断したものである🙂。

切ってみた感じ。かなり厚みがあるのだ。食してみると、少しパンに似た食感があり、ほんのりした甘さとケシの実の風味が相まって、かつ白味噌の風味も感じられる、素朴で美味しいお菓子なのだ🤤。

確か岐阜市にある、岐阜県最古の和菓子店である長崎屋本店さんにも「松風」という商品があり、原材料や形状もかなり重なってはいるのだが、やはりお店ごとに商品の個性はかなり異なるのだ。これからも、お菓子単品としても450年以上の歴史を誇る「松風」の伝統を守り続けて欲しいと感じた、こたパパである😉。

創業:1421年(応永二十八年)
住所:京都府京都市下京区西中筋通七条上ル菱屋町153
電話:075-371-1447
営業:8:30~17:00
定休:水曜
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