こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、佐藤菓子舗 さん。
JR室蘭本線の早来駅前にある信号交差点を直進し、道道10号線との大町栄町交差点を左折し、100mほど進んだ道路沿い右手にお店を構えるのが、佐藤菓子舗である😁。

実は2018年に発生した北海道胆振東部地震でお店が全壊し、現在は仮設店舗で営業されているのだが、この木製看板だけは引き継がれているのだろうなぁ🙂。

入口左手には小さな待合スペース🙂。

壁面には、数多くの押し花。当代女将さんの趣味だそうだ😁。

正面にはショーケースが設置されており、各種お饅頭類や最中、羊羹などとその詰め合わせが陳列されているのだ😁。



さらにその奥側が製造工場となっているのだ😁。

店内右手には陳列台が設置されており、先代が考案されたみそまんじゅうや、各種サイズの羊羹などが陳列されているのだ🙂。



女将さんにお薦めをお伺いしたところ、やはり創業以来の「御幸羊羹」とのこと。ちなみにこの商品は、かなり以前の菓子博などでも受賞されているのだ😄。

ということで、今回こたパパは最小サイズの「御幸羊羹(270円)」を一つ購入させて頂いたのだ😆。

明治14年に明治天皇がこの地を御巡幸された際、地域の名水が提供されたのだが、これがのちに「御前水」と呼ばれたため、初代が字を掛け合わせて、「御幸羊羹」と名付けたようである😁。

材料は、地元産小豆とビート糖、寒天、水飴と非常にシンプルなのだ🙂。

切ってみた感じ。写真の通り瑞々しくしっかり感があるのだ。食してみると、しっかり甘めで食べ応えがあり、緑茶がピッタリの素朴感あふれる美味しい羊羹である🤤。

女将さんによると、年齢の問題や設備もかなり老朽化してきて、この先いつまで続けられるかと言われていたなぁ。安平町の「継業バンク」にも登録されているようなので、全国から誰かこのお店を守ってくれる方が、早く現れることを願っている、こたパパである😉。

創業:1918年(大正7年)
住所:北海道勇払郡安平町早来大町32
電話:0145-22-2041
営業:8:30~16:30
定休:水曜
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