柏屋光貞


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、柏屋光貞 さん。

 

京都観光ランドマークの一つである八坂神社前を走る、府道143号線を京都駅方向に350mほど進んだ道路沿い右手に、非常にこじんまりとしたお店を構えるのが、柏屋光貞である。祇園祭の宵山7月16日のみに販売される「行者餅」で、毎年大行列ができることで知られるお店なのだ😲。


入口正面には、この小さな木製ショーケースのみ🙂


その奥側は板間スペースになっているのだ。このシンプルレイアウトは、畳敷きと板敷きという違いはあるものの、以前ご紹介した長野県小布施町の塩屋櫻井さんを思い出させるなぁ😄。



お店奥の白のれんが超かっこいいのだ😁。


壁面に掲示されている江戸時代の定書。浅学なこたパパには何が記載されているのかよくわからないのだが、嘉永七年との記載があるから、ペリー来航の年のものだな😁。


応対して頂いた先代(十代目)にお薦めをお伺いしたところ、夏の干菓子である「京氷室」というお菓子とのこと😄。


ということで、今回こたパパはこの「京氷室(15個入:2500円)」を一つ購入させて頂いたのだ😆。


箱に同封されている説明書き。寒天を溶かして砂糖と水を加えて冷やし固めたもので、確かに見た目にも涼しげなお菓子である😁。


切ってみた感じ。切断面はほぼ透明に近いのだ。これは種類は少し異なるものの、山口県柳井市にあるひがしや菓子店さん「翁あめ」によく似ているなぁ。食してみるとシャリ感があり、くどくない甘さが口に広がるのだ。まさに「氷」を感じさせる上品な逸品である🤤。


実は、先代(10代目)と当代(11代目)が、こたパパと小太郎の全国100年老舗節約グルメ旅に大変興味を持って頂いて、お店の中でお茶と御菓子を頂きながら、なんと30分以上も色々なお話をさせて頂いたのだ😆。

 

実は、老舗の宝庫かつインバウンド需要のある京都においてでさえ、老舗和菓子店の後継者不足はかなり深刻で、各種経済団体の会合における若手の危機感も相当なものだそうだ。やはり和菓子業界に共通の課題ともいえる、「手作りの採算性」という点がネックのようである😓。

 

小太郎の最後の記念撮影には、イケメン11代目にもご協力頂いたのだ。息子さんはまだ小学生なのだが、たとえ和菓子業界の経営環境は厳しくとも、何故かこのお店の後継者はなんとなく大丈夫な予感がした、こたパパである😉。


 

店名:柏屋光貞
創業:1806年
(文化三年
住所:京都府京都市東山区安井毘沙門町33-2

電話:075-561-2263

営業:10
:00~18:00
定休:無休

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